東京の隅田川と同じ川の名前、山口県周南市の隅田川を下ってみたら思わぬ結果になったので紹介します。
- あらまし
- 西久米橋(にしくめはし)付近
- 上隅田橋(かみすみだはし)付近
- 沖角田橋(おきすみだはし)付近
- 鍛治屋橋(かじやばし)付近
- 塩田橋(しおだばし)付近
- 太華橋(たいかばし)付近
- 南堀川橋(みなみほりかわはし)付近
- まとめ
あらまし
以前下記の記事で山口県周南市に隅田川があることを、発見したところまで記しました。
しかしその時は西久米橋付近でとどまり、下流に向かうところまでは実現できませんでした。
よって今回の記事では、西久米橋から海まで下っていくことにしてみました。
西久米橋(にしくめはし)付近
まずは西久米橋ですが、ここは以前と同じなのでコメントすることはありません。
少し下ると、意外に流れている水がきれいなことに気が付きました。
以前は汚かった(失礼)記憶ですが、時間帯によって水が異なるのでしょうか。
上隅田橋(かみすみだはし)付近
こちらが上隅田橋付近です。
”上”隅田橋ということはこの後に下隅田橋、または隅田橋があることがなんとなく想像できます。
川の様子も覗いてみましたが、なかなか田舎の美しい川ではありませんか。
沖角田橋(おきすみだはし)付近
ここで予想外のことが起きます。
まさかの隅田橋ならぬ角田橋なる、川名と橋名の漢字の不一致がありました。
しかも「沖」とはどのような由来があるのでしょうか。
ここから海へはまだまだ先になります。
東京の隅田川も別名は角田川なのでそれはよいとしても、「沖」の文字が付くところは由来が気になります。
しかしここは橋の名前が角田橋なだけで、川の名前は隅田川です。
そしてここでもう1つ、別の発見がありました。
ここで手前の隅田川と、左側の別の川が合流しているのです。
左側の別の川の名前は、地図によれば「西光寺川」という川です。
「西光寺川」のほうが大きな川なので、ここから先はもしかしたら「西光寺川」なのではないかと、この時は思っていました。
鍛治屋橋(かじやばし)付近
そして鍛治屋橋です。
そしてここが隅田川の最大の謎です。
なぜか鍛治屋橋付近で、唐突に川の名前が変わり「鍛冶屋川」になります。
付近に別の支流は見当たりません。
河川改修があったとのことなので、もしかしたら以前はあったのかもしれません。
橋の名前が珍しく古めかしく、「鍛冶屋川」のプレートがわずかに古いことからも、古くからあった付近の川が統合されたのかと推測しています。
塩田橋(しおだばし)付近
県道366号線と交差する、塩田橋付近から西光寺川に戻ります。
ここは予想通りであり、地図通りです。
川の様子は今までと何の変哲もありません。
調査としてはここで終了なのですが、せっかくなのでこのまま海まで確認してみました。
太華橋(たいかばし)付近
太華橋付近で、川が東西に分岐して海に流れるようです。
このあたりから海が近く、潮の香りがとても強いです。
反対側に回って撮影してみました。
どうやら西側のほうが水の流量が多いため、西側に移動しました。
南堀川橋(みなみほりかわはし)付近
南堀川橋は海に最も近い橋です。
橋の反対側は海となります。
西側なので、徳山の工業地帯がとてもよく見えます。
まとめ
西久米橋のプレートからですが、川の流れは下記のように変遷するようです。
以上です。