防長民のぶらぶら放浪記

山口県内のスポットを訪れて紹介する地域ブログです。

山口県周南市の「フク延縄漁発祥の地」のモニュメントを紹介

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山口県周南市の「フク延縄漁発祥の地」のモニュメントを紹介します。

粭島にはこんなものもあるんだぞという備忘録程度ですが・・。

粭島

山口県周南市の粭島はフグのはえ縄漁法発祥地です。

※下関ではなく周南市です。

フグのはえ縄漁法はふぐを最も傷めない漁法です。

周南市の本土から橋でつながった、周囲4キロメートルほどの小さな島で始まったフグのはえ縄漁法は全国に広がりました。

現在も粭島はフグ漁が活発で「ふく魚介類供養祭」が開かれたり、トラフグの稚魚の放流なども行われています。

補足

山口県外の方や海外向けに補足説明します。

山口県では「フグ」から濁点と取って、「フク」と表記することがあります。

「福」という漢字と読みが同じで、縁起がいいからですね。

※ちなみに山口県民全体が口語で日常的に「フク」とは言うわけではありません。

「フク」は文語で書いたり、お土産品のタイトルに書いたりします。

恐らく特定の地域だけだと思いますので、会話の際は「フグ」と言うのが無難です。

フク延縄漁発祥の地の碑

フク延縄漁発祥の地のモニュメントを撮影したので紹介していきます。

このモニュメントは平成2年に建立されたものです。

全体像

モニュメントの全体はこのような感じです。

正面にモニュメント、右に説明文、供養塔、手前に百人一首がありました。

モニュメントの天辺

このモニュメント、頭に何か乗っているのですがフグでしょうか。

「ふく漁発祥の地」説明文

石でできた説明文がありました。

少し読みづらいですが、こちらの島の人々の記録として長く残るでしょう。

ふぐ魚介類供養塔

ふぐ魚介類供養塔もありました。

※石碑の前の文字が達筆だったため、読みがあっているか少し自信がありません。

「ふく魚介類供養祭」の際に使用されるのだと思います。

消波ブロック

ちなみにモニュメントの裏は、このように消波ブロックでいっぱいです。

ここは想像ですが、島に迫る波が激しい時期があるのだと思います。

こちらが、島から本土側の工場を向いた景色ですが、こちらもなかなかの消波ブロック具合です。

工場が好きな人は日精興産のタンクや煙突に目が行くかもですが。

モニュメントの前

モニュメントの前は広場になっており、1本道です。

この道は島の中心街に続きます。

側のガードレールは、山口県らしくオレンジ色のガードレールです。

モニュメントの近くの漁港

近くの漁港も行ってみました。

島の中心街が見えます。

アクセス

最寄り駅はJR櫛ケ浜ですが徒歩圏外です。

JR徳山駅からバスで行くのがお勧めです。

以上です。