なんと山口県岩国市の岩国城の付近に岩国最古の桜ソメイヨシノがありました。
この付近は「日本さくら名所100選」にも選ばれる桜の名所なのですが、このような桜もあるとのことで、その貴重な姿を撮影したので紹介します。
岩国最古のソメイヨシノの場所
岩国最古のソメイヨシノの写真
岩国最古のソメイヨシノは、なぜか2本ありました。
既に矛盾していて、どちらが本当は最古なのか気にはなりますが・・・、せっかくなのでどちらの木についても紹介します。
1本目のソメイヨシノ
まずは1本目のソメイヨシノから見ていきます。
全体像
全体の姿はこのような感じで、曲がりくねった感じでした。
桜の左側に「岩国最古のソメイヨシノ」との看板が掲げられていました。
全国屈指の古桜とのことで、いかにも岩国という歴史ある土地柄にあった感じです。(良い意味で)
支柱で支えられ、柵も張られとても守られていますが、元気な桜です。
桜の上部
桜の上部を見てみると、葉は間違いなく桜でした。
山口市の某公園みたいに、途中から違う木が生えているようなことはありませんでした。
桜の下部
桜の下部を見てみると、新しい葉が生えていました。
ここからも新しく生えてくるのでしょうか。
桜の生命力を感じます。
桜の幹
そしてこの桜で、最も特徴的なのがこの幹です。
辛うじてつながっている感じですが、上部も葉がついていたことを考えると、まだまだ生きた幹だと考えられます。
2本目のソメイヨシノ
そして2本目のソメイヨシノです。
最初あれ?と思ったのですが、桜に掲げられた看板を見てみると確かに「岩国最古のソメイヨシノ」と記載されていました。
なんとこちらも「全国屈指の古桜」と書かれていました。。
全体像
全体としては1本目の桜よりどっしりした印象です。
こちらのほうが、木としては元気な印象です。
桜の幹
こちらの桜はとても幹がしっかりして太いですね。
もしかしたら昔はもっと大きくて傷んだ部分を、台風などに備えてカットしたのかもしれません。(私は造園に詳しくないので、分からないのですが・・)
どちらも特徴的な桜ですので、見比べると楽しいですものです。
もしかしたら同じ原木から2本に分かれたのかもしれませんが、その辺の経緯は確認が必要です。
岩国と言えば、錦川の錦帯橋の先の桜がきれいですので、そちらとあわせて観覧されるとよいかもしれません。
以上です。