防長民のぶらぶら放浪記

山口県内のスポットを訪れて紹介する地域ブログです。

山口県下松市の米泉湖(末武川ダム)を紹介 - 駐車場~ダムサイト

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山口県下松市の米泉湖(末武川ダム)を紹介します。

米泉湖はウォーキングコースとなっており1周まわることができますが、今回は駐車場からダムサイトまで向かってみました。

米泉湖(末武川ダム)とは

下松市の末武川をせき止めて作られたダムです。

  • 竣工:平成3年3月
  • 高さ:89.5m
  • 総貯水量:19,570,000立方メートル
  • 目的:多目的ダム

ロックフィルダムなので一般的にイメージされるコンクリートのダムではなく、土砂を積んで作られています。

下の写真の通り土砂と石で覆われています。

米泉湖(末武川ダム)の風景

では米泉湖を駐車場から歩いたので、順に風景を紹介していこうかと思います。

駐車場付近の公園

駐車場の近くは公園が整備されています。

このように屋根付きの休憩スペースもあります。

弁当を食べるにはちょうど良いかもしれません。

文学碑プロムナード

駐車場からダム方面に向かうと、文学碑プロムナードというものがあります。

この道は文学碑が連なった道です。

プロムナードの風景

こちらがプロムナードの風景です。

このようにダムの方に向かって、順々に詩歌が刻まれた石が並べられています。

用紙箱

ちなみに短歌、俳句、詩は投稿できるようです。

この箱の中に用紙があるので、自信がある人はこの中から用紙を取り出します。

私は文章に自信がないので書かないですが、自信がある人はどうぞ。

どうやら名前入りの石碑が作られるようです。

碑には山口県内の住所(下松、周南、光・・・)が多かったのですが、尼崎、大阪などもあったので、単に近所の投稿が多いだけなのだと思います。

投函ポスト

隣には投函ポストもありました。

文学碑プロムナードの続き

文学碑プロムナードは、このように緑の山の横を歩きます。

プロムナードの石碑の反対側、つまり右側はダムの水が見えます。

末武ダム取水設備管理橋

途中まで歩くと取水設備が見えます。

が、もちろん一般人は立ち入り禁止です。

山口県が施主で、施工は山口県ではよく聞く企業が名を連ねていました。

特殊な加工の橋で錆びにくいという特徴が書かれていました。

ただ、残念ながら文字の一部が削られており、細かいところはよく読めませんでした。

ハイキングコース

ちなみに山に向かうハイキングコースというものもあるようです。

体力がある人はどうぞ、私は暑さで死にそうなのでやめました。

ダムサイトの近く

ハイキングコースを無視して進むとダムサイトが見えてきました。

ロックフィルダムというだけあって、壁が砂利でできています。

ほとんどコンクリートが見えません。

ちなみに「末武川ダム完工の碑」がひっそりとありました。

こちらも石でできています。

ダムサイト

ダムの表面は草木が生えていました。

コンクリートで覆われていないと草木も生えるんですね。

あんまり知らない人から見ると、ダムっぽくないかもしれないです。

ダムの上は歩道になっていて、反対側まで歩けます。

ちなみにこのダムの両サイドも詩の石が置かれています。

水がある側

こちらがダムの水がある側です。

水はそこそこ溜まっています。

水がない側

こちらがダムの水がない側です。

崖のようで、崖で無い、なだらかな壁面です。

洪水吐

ちなみにこの構造だと「水はどこから流すんだ?」という疑問がわきそうですが、吐水口が横にくっついています。

ロックフィルダムは絶対にダム上部から水が超えてはならないのです。

※構造が維持できなくなり決壊の恐れがあるそうです。

岸壁の迫力がすごいです。

吐水された水は下松市街に流れていきます。

アクセス

アクセスはJR岩徳線「周防花岡駅」が最も近いですが、長いトンネルを通るので車で向かうのが良いです。

以上です。