防長民のぶらぶら放浪記

山口県内のスポットを訪れて紹介する地域ブログです。

山口県岩国市のレトロ自販機コーナー「観音茶屋」を紹介

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山口県岩国市のレトロ自販機コーナー「観音茶屋」を紹介します。

こちらは自販機の神様が経営されている店舗中では、山口県で唯一の店舗となります。

店舗の外観

お店の外観は赤くて長い看板の下で横一列に、様々な自動販売機が置いてある様子です。

看板には下の画像のようにアメリカンドッグとか、チャンポンとか書いてあります。

ただ現在は看板のメニュー通りとはいかず、飲み物、煙草、パン、うどん、ラーメンだけのようです。

年々故障などでバリエーションが減ってきたようです。

レトロ自動販売機

長い前置きはこの辺にして、レトロ自動販売機でラーメンを頼んでみます。

店の端に「名物 ラーメン うどん」の区域があるので、そこで注文します。

ここの店舗の自動販売機は少し特別で、自動販売機の絵柄も「観音茶屋」が描かれています。

メニューは「ラーメン」と「肉うどん」がありますが、今回はラーメンを選びました。

どちらも2023年8月時点で、400円です。

(余談ですが、肉うどんではなくボタンのところに記載されている「肉・にくうどん」が正しいのかもしれない)

完成までの残り時間表示が故障しているので、分からないです。

なので完成まで、とりあえず30秒ぐらい待ったのですが、それでよかったようです。

ラーメンができたら扉が開くとかではないので、自分で取り出し口を開けてラーメンを取り出します。

ラーメン

こちらが出来上がったラーメンです。

こちらの店舗は具と麺がひっくり返ったりしないようです。

(素ラーメンかと思ったら、具が全部下にあったということが他のレトロ自販機を利用したことがあるとよくあるのですが、ここはないみたいです)

個人的な味の感想ですが、山口県内の3店舗中で、この店舗が最も出汁が効いておいしいです。

味付けはマイルドですが、それゆえにラーメンそのものの味で勝負している感じがしました。

また、見ての通りチャーシューが意外に大きいです。

薬味、箸

ちなみにパンチが足りないと思った方は、自販機に薬味がついているのでこの薬味を足せばよいかと思います。

慣れていない方は戸惑うかもしれませんが、箸も下の取り出し口にあります。

器の返却場、手洗い、トイレ

容器はちゃんと回収できるように箱が用意されています。

食べ終わったら、容器はここに入れられます。※持ち帰らないでください。

また、ラーメンがこぼれて手が汚れても大丈夫です。

すぐ横に石鹸付きの手洗いスペースもありました。

なお、ここのお手洗いもレトロなタイプで、道路から全員丸見えです。

どこか別な場所で済ませておいたほうが良いでしょう。

(利用者のプライバシー保護のため写真は控えました)

周りの風景

公衆電話

公衆電話が店の横に設置されています。

(ように見えました。よく見ると中身が撤去されています。)

錦川と台風の爪痕

公衆電話の横の小道を進むと、店の後ろは暴れ川の錦川が流れています。

そして店の前は道路が1本だけで、他にお店や建物はありません。

よく見ると白いプレートで「台風14号最高水位 2005.9.6」と記載されています。

過去にあの位置まで錦川の水位が上がったんですね。

ということは、当時、自販機たちはどうなったんでしょう・・。

アクセス

最寄りの路線

錦川清流線の「椋野駅」が最寄り駅になります。

ただ、本数が少ないので車をレンタルしてゆくのが良いかと思います。(山中なので、熊とかも怖い場所です)

バス

また、バス停もあります。

岩国市生活交通バスの「小郷」です。

こちらも本数は多くはありません。

「うどん」の、のぼりも目印になりそうですね。

付近の観光スポット

近くに、「地底王国美川ムーバレー」があるので、寄り道していくのがベストです。

 

以上です。