山口県周南市の太華山(たいかざん)を紹介します。
この山は自動車でも、ほとんどの区間を登ることができる山です。
この記事ではドライブウェイを中心に紹介し、頂上の風景については別記事で紹介します。
太華山(たいかざん)とは
太華山(たいかざん)は周南市の南の半島にある、標高362mの小さな山です。
ドライブウェイ(自動車道)とハイキングコース(徒歩の登山道)が設定されています。
また、頂上ではコンビナートと市街地が一望でき、瀬戸内海の島々が一望できます。
このドライブウェイは以下のような特徴があります。
- 殆どの区間が行きと帰りが別々の道( 一方通行)。ただし軽車両除く。
- ガードレールがない箇所あり
- 落石注意の箇所あり
太華山ドライブウェイの風景
自動車向けの道路ですが、2輪のバイクや原付でも登れると思います。
(自転車は体力ある人向けかも)
ドライブウェイ入口
ドライブウェイの入口はこのような風景です。
車からの進入口は基本的にここだけなので、風景をよく覚えておく必要があります。
民家に貼られた「瀬戸内海国立公園 太華山」の看板もあります。
ドライブウェイの始まり
ドライブウェイの始まりは明るい道です。
走っていて気持ちいいですが、ここはまだ対向車が来ることもあるので注意が必要です。
基本的には直進のみの進路です。
迷うようなところは、以下のような案内があります。
一方通行の標識あり
途中から道が狭くなるのですが、頂上までほとんど一方通行になります。
なので車のすれ違いはなくなり、その点は安心です。
ただ、すぐ横はガードレールの無いところばかりなので、スピードは出さないほうが賢明です。
道路の上には葉っぱが落ちているので注意
あと最初から最後まで、道の上は葉っぱが多いですね。
道路の両脇が林なので仕方がないです。
自転車やバイクの人はスリップ注意です。
急カーブが多い
急カーブが連続しますが、ドライブする上では楽しいかもしれないです。
火の用心あり
「山火事防げ!!火の用心 周南市消防本部」の看板がありました。
山口県内では2024年度も山火事があり、決して他人事ではありません。
ドライブウェイ途中の開けた場所
ドライブウェイの途中に、開けた場所があります。
ガードレールより先は、見晴しはとても良い場所です。
ただ、気のせいかガードレールがたわんでいて尚且つ崖です。
あまり近づきすぎないほうが良いかなと思います。
この景色の手前が自動車学校、BOAT RACE 徳山です。
奥に見える特徴的な塔は、下松発電所(火力発電所)です。
こうしてみると、この時点で既に結構登っていることに気が付きます。
太華山第二駐車場
しばらく登ると「太華山第一駐車場」より先に、「太華山第二駐車場」に到着します。
頂上はまだ先なのですが、ここもYamaguchi View Spotが設定されているので、写真を1枚撮影するといいかもしれません。
この位置で撮影すると、このような写真が撮影できます。
腕のいい人なら、もっといい景色が撮影できるかなと思います。
第二駐車場には大きな石があり、句が刻まれています。
「彼のあたり 二十の前の我を知る. 蛇島 仙島 黒髪の島」与謝野 鉄幹
与謝野鉄幹は与謝野晶子の夫であり、徳山女学校の教員でした。
第一駐車場へ向かう道
第一駐車場へはさらに登る必要があります。
この看板が少しわかりづらいのですが、第二駐車場を出て左に進みます。
右は来た道です。
少し進むと下山道と、山頂方面の道があります。
誤って下山道に進むと一方通行なので、最初から登り直しです。
頂上方面は一方通行ではないので、対向車に注意です。
第一駐車場
第一駐車場は車が10台程度は停められそうです。
また、ここにはトイレがあります。
この日、駐車場はガラガラでした。
太華山の頂上への石段
この駐車場に車を止めると、あとは人力で頂上を目指すことになります。
頂上を目指す人は、この石段を登っていきます。
なお、「イノシシ出没注意」の張り紙がありました。
野犬も出るみたいです。
周南市、下松市は全域で野犬が出るので注意が必要です。
ここは周南市の街を挟むとはいえ、森林なのでいてもおかしくはないです。
石段はそこそこ長めな印象です。
運動不足な私だときついです。
太華山の下山道
太華山の下山道は看板をよく見れば、正しい方向に下山できます。(逆走しないです)
下山道も一方通行になります。
登山道と似たような雰囲気なので、撮影は割愛します。
ただ、下山道も落石注意はあるので油断してはなりません。
アクセス
最寄り駅はJR櫛ヶ浜駅になります。
以上です。