山口県周南市の徳山動物園前にある「機関車広場」を紹介します。
「機関車広場」とは
徳山動物園前にあるD51形式機関車の展示広場です。
D51の近くにあった、徳山市の看板が分かりやすかったので引用します。
D51形式機関車は、昭和11年から造られた最も代表的な機関車です。1.100トンの貨車を引いて、時速75キロで走る力持ち。昭和20年までに1.115両も造られ「デゴイチ」の愛称で呼ばれています。この機関車は昭和15年1月17日に誕生。仙台、厚狭や広島などの機関区で約118万キロを走り、岩徳線でも活躍しました。徳山市ではこの由緒ある機関車を日本国有鉄道から譲り受け、ここに展示しました。
D51形式(デゴイチ)
全長19.730㎜/動輪直径1.400㎜/全重量125.10トン/最大馬力1.575PS/最大速度75km/h
昭和56年10月 徳山市
読み方として「.(ピリオド)」はたぶん「,(カンマ)」に置き換えるのかな・・・。
※ところどころ”徳山市”と記述されていますがD51を譲り受けた当時は徳山市だったためです。平成の合併で市の名称が変わり、現在は周南市です。
「機関車広場」のある風景
機関車広場の風景を撮影しました。
機関車広場の看板
D51形式(デゴイチ)のスペックが書いてある、看板がありました。
- 全長19.730mm
- 動輪直径1.400mm
- 全重量125.10トン
- 最大馬力1.575PS
- 最大速度75km/h
徳山市の看板と同じことが書いてありますが、他に提供の会社名が記載されています。
機関車広場の入口
広場への入口には機関車広場と書いてあります。
入り口に踏切警報機も配置するという粋な配置です。
これも引退した警報機でしょうか?
正面から見た機関車
せっかくなので正面からもD51を撮影してみました。
ナンバープレートに「D51395」と書いてあります。
395番目に造られたD51ですね。
ちなみにDは型(動軸数=4)、51は(テンダー機関車)ですが、ひとまとめに覚えてよいと思います。
機関車の側面(動物園側)
側面を撮影してみました。
さすがに経年劣化で、少しさび付いています。
現在は立ち入り禁止ですが、昔は柵がなかったようです。
機関車の側面(道路側)
徳山動物園の前を通る、道路側からも撮影してみました。
下から見上げる状態になります。
アクセス
JR徳山駅から徒歩で30分程度です。
バスも出ています。
以上です。