山口県周南市の倉姫稲荷神社を紹介します。
徳山駅から駅近の神社です。
倉姫稲荷神社とは
現地に看板等ありませんが、可能な限り調べてみました。
ご祭神:倉稲魂大神
徳山開府とともに浜崎に港が開港されたときに、稲荷社がその一角に勧請されたのが倉姫稲荷神社の始まりです。
この神社は「港のいなり様」と称えられ、文化年中(江戸時代の1804年から1818年)は特に崇敬されました。
昭和31年7月に公認神社となりました。
ほぼ確実な範囲までで上記の情報なのですが、これ以上情報がありません。
近くを探索すればまた何かわかるかもしれません。
何か発見したら追記しようかと思います。
倉姫稲荷神社の風景
倉姫稲荷神社の風景を撮影してみました。
JR徳山駅から見る神社
JR徳山駅から近すぎて駅の構内から、神社の一部が見えます。
この徳山駅は日本一海が近い新幹線停車駅で、海まで198メートルの距離となります。
こんなに海が近いのに、五穀豊穣*1の稲荷様があるのは何とも不思議です。
倉姫稲荷神社の鳥居
鳥居は稲荷様なので、赤い鳥居が続きます。
稲荷神社の赤い鳥居は、防腐剤の効果があり魔除けの意味があるとのこと。
また、一説には稲作に必要な太陽の光や温かさに由来しているとのことです。
故にこの位置に稲荷神社があるのは不思議ですね。
ちなみに鳥居のこの赤色は厳密には、朱(あけ)色と呼ぶそうです。
鳥居の文字は「最正位 倉姫天玉」のようです。
写真だと読みづらいですが、倉姫の後ろに、"天"の字と"玉"の字が見えました。
少し文字がかすれています。
倉姫稲荷神社の本殿
こちらは倉姫稲荷神社の本殿です。
この神社は小さい神社なので、質素な作りです。
後ろには社務所らしきものもありました。
また賽銭箱はあるので、賽銭は入れておきました。
大砲の弾
この神社はなぜか大砲の弾があります。
周南市近辺の神社仏閣は、この神社に限らず、なぜか大砲の弾が奉納されています。
これは徳山空襲の影響でしょうか。
倉姫稲荷神社から見る徳山駅
最後に最初の構図とは逆に、倉姫稲荷神社から徳山駅を見てみました。
こうしてみても駅に近いんだと実感できます。
年末年始の会社帰りとか、急ぎの初詣の時とかはいいかもしれません。
新幹線も停車しますしね。
アクセス
JR徳山駅から徒歩1分程度です。
電車で移動して、すぐに参拝可能です。
以上です。
*1:※五穀(米・麦・粟・黍〈きび〉・稗〈ひえ〉)の豊かな収穫と食料の豊富さ