山口県下松市の笠戸島の奥深くにある深浦八幡宮について紹介します。
この八幡宮はどちらかといえば地元民が参拝する八幡宮に見えます。
あまり大々的にアピールされていませんが、立派な八幡様がありました。
深浦八幡宮とは
ご祭神は下記のとおりでした。
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応神(おうじん)天皇、
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神功(じんぐう)皇后、
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比売大神(ひめのおおかみ)、
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三女神
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田心姫命(たごりひめのみこと)
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端津姫命(たきつひめのみこと)
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市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)
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あとは由緒について近くの看板に記載はありました。
が、字が薄くなっており読めませんでした。
ただ、八幡宮のため宇佐八幡宮より分霊されたというのは間違いないようです。
(雑ですみません・・)
深浦八幡宮を入り口から紹介
では深浦八幡宮を見ていきましょう。
深浦八幡宮の鳥居
道路沿いに立派な鳥居があります。
鳥居の左には「明治~」と書かれていますね。
鳥居のすぐ横、右側には砲弾が置いてあります。
大戦後に地元の方が奉納されたのでしょう。
周南市の神社にはこのような遺跡があちこちに残っています。
石段
鳥居を抜けると目の前には石段があります。
左側には海が見え、右側には山の斜面が見えます。
神社の石段というのは苦行なことが多いですが、ここは極めて風光明媚な石段です。
倒れそうな鳥居
今にも倒れそうな、鳥居(?)がありました。
少し古めの八幡宮のため、このような部分は仕方がないのかな・・・。
気を付けて通りましょう。
八幡宮から見た海
ちなみに石段の見える海は、内湾の漁港となっています。
漁港では魚釣りをしている人がいました。
船が護岸についており、今でも漁業が行われている集落のようです。
石段の上
長い石段をひたすら上ると、立派な八幡様が見えました。
この写真だと少し遠くわかりづらいですが、おみくじも引けます。
(お代は賽銭箱に投入します)
石段を振り返った光景
境内を登りきったところで改めて石段を振り返りました。
こうして見返すと、なかなかの急坂でした。
ところどころ手すりが整備されているので、手すりを持ってゆっくり登った方がよいでしょう。
深浦八幡宮の空
八幡宮の空は周りが木に覆われ、厳かな雰囲気です。
また木々の間から漏れる太陽の光が美しいです。
深浦八幡宮本殿
八幡様に近寄ってみると、少し古びた感じです。
決して豪華絢爛とはいえないですが、威厳のある島の八幡様だと感じました。
アクセス
こちらの八幡さまは、笠戸島の奥の深浦の小さな漁港の中にあります。
アクセスは電車は当然ないので、車になります。
以上です。