高杉晋作巡りをしているときに発見した、山口県下関市にある厳島神社を紹介します。
こちらも高杉晋作が関係したスポットとなります。
山口県下関市の厳島神社とは
もともとは安芸国厳島神社より分霊を勧請を受けた、海上安全の嚴島三神を祀った神社です。
嚴島三神
- 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)
- 田心姫神(たごりひめのかみ)
- 湍津姫神(たぎつひめのかみ)
ただ幕末にかけては高杉晋作が先勝祈願、小倉城の太鼓を奉納するなど、高杉晋作との関係がとても深い神社になります。
厳島神社の場所
下関駅から191号線沿いに向かい、徒歩で15分程度の場所にあります。
そこそこ歩くので、よく計画してから行くとよいでしょう。
一ノ鳥居
一ノ鳥門はマンションに刺さっています。
京都の錦天満宮の鳥居がたまにテレビで話題になりますが、山口県にもあるんですね。
マンションがくりぬかれていますが、マンションの内側から見たらどうなっているのかがとても気になります。
ニノ鳥居
こちらが二ノ鳥居です。
一ノ鳥居の目の前には横断歩道等はないので、二ノ鳥居まで少しだけ遠回りしてくることになります。
ここから本殿までは少しだけ階段を歩いて登ることになります。
なお、横には厳島神社について丁寧に記載された、ありがたい由緒があります。
木に書き込まれているためか少し読みづらいですが、今どきの鉄板やプラスチックの説明板よりも歴史的な雰囲気があってよいです。
本殿
本殿はこじんまりとしていますが美しい造りです。
過去に火災があったとのことで、若干新しいです。
一般の人が来れるのはどうやらここまでのようです。
小倉城の太鼓
この神社の名物は、なんといっても小倉城の太鼓になります。
「何でこんなところに九州の太鼓が?」となるのですが、四境戦争で燃え盛る小倉城から高杉晋作が持ち帰り奉納したとされています。
小倉城ともなると歴史があり様々なものがありそうですが、その中から太鼓を選んで持ち帰る高杉晋作のセンスに脱帽です。
この太鼓を横からも撮影してみました。
太鼓もこのような展示をされると、梵鐘みたいです。
今もたまに使用することがあるのでしょうか。
高杉晋作療養の地への道
神社を参拝した後にこちらの道から、高杉晋作療養の地に向かうことができます。
ここから向かう場合は、階段を下りて右に曲がります。
高杉晋作(高杉東行)療養の地の詳細は別記事に挙げています。
以上です。