ときわ公園のペリカン島に行ったので、その紹介をします。
ときわ公園とは
ときわ公園は「ときわ池」を中心とした大きな公園です。
ときわ池の美しい景色はもちろん、植物園、遊園地、石炭博物館(!?)、そしてペリカン島など様々な施設を楽しめます。(※石炭博物館が一番マニアックで面白いですが、それはいずれ)
また、お食事も公園内のレストランで可能です。
ペリカン島とは
ペリカン島はときわ公園の一角にあり、1967年にインドのカルカッタよりモモイロペリカンを寄贈されたことを契機に、島が築造されました。
下の地図のとおり、ときわ池の中にペリカン島はあり、見物するときは岸から眺めることになります。
ペリカン島の様子
ペリカン島では現在モモイロペリカン、ハイイロペリカンが飼育されているようです。
ただ、鳥インフルエンザの影響もあり、ペリカン島全体に大きく網が張られています。
そして島の手前にはスロープがあり、時々ペリカンたちは水場に降りるようです。
ハイイロペリカンとモモイロペリカン
ペリカン島の様子を拡大してみました。
下の写真で、石の上を陣取っている大きな鳥達がハイイロペリカンで、石の下にいるのがモモイロペリカンだと思われます。
撮影したときは、たまたま種類ごとに分かれていましたが、普段は仲がいいようです。
また、モモイロペリカンは、体がやや桃色状に見えました。
どちらのペリカンも鳥らしく、長いくちばしで一生懸命毛づくろいしていました。
モモイロペリカンのカッタ君
モモイロペリカンのカッタ君は、こちらのペリカン島の飼育員さんによって人工ふ化されました。
カッタ君は人間に慣れていることから放し飼いにされ、幼稚園や公園を飛び回ったことで大きな話題を呼びました。
宇部市の出身の方はカッタ君に嚙まれたよという、懐かしい思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。(年齢がばれるかもしれないですね・・・)
ただ、残念ながら2008年に園内でお亡くなりになりました。
なのでもはやカッタ君の姿はペリカン島にはなく、ペリカン島の近くにカッタ君の銅像のみがありました。
しかしながら今もカッタ君は宇部市の象徴のようで、市内のあちこちにカッタ君のキャラクターを見ることができました。
また、彼の子孫は全国の動物園におり、元気に暮らしているようです。
こちらは石炭記念館の写真です。
カッタ君は石炭記念館ができた後に誕生したとのことなので、きっとこの風景を見ながら空を飛んでいたのでしょうね。
以上です。