湯田温泉の中心に井上公園というものがあります。
一見するとどこにでもある平凡な公園で、子供たちがよくサッカーをしていたりします。
ただ、ここは昔明治維新に井上馨候の屋敷跡地で、京都から逃げてきた三条実美の離れがあったところです。
昔歴史の教科書で勉強した「七卿落ち」の舞台の一つが実はここだなんて気が付かないですね。
今はもう三条 実美の離れはないのですが、「何遠亭」跡の碑がありました。
また、何遠亭を再現した建物がありました。
この日はこのご時世のためお休みでしたが、普段は受付の人がいて話せば、自由に出入りできます。
建物の中は畳で縁側でのんびり休むこともできます。
最近できたばかりの建物らしく、中身はきれいでした。
横には小さな池があって鯉が泳いでいました。
人が来ると集まってくるので、管理している人がいて日々餌を与えているのでしょうね。
この公園は普段は足湯があるのですが、この日はこのご時世だけあって珍しくお湯が止まっていました。
普段は葉っぱもなく、温かいお湯が張ってあります。
今回は湯が張ってないのですが、逆にこの湯が張ってない写真は珍しいかもしれません。
また通常は、人もポツポツ入ってきて、付近の人でにぎわっています。
うっかり私の影まで映ってしまいました。
いいところなので、井上公園も井上馨の生家もぜひ来てみてほしいです。