今回は湯田温泉の小さな史跡で「御茶屋臨野堂跡」(おちゃや りんやどう あと)になります。
御茶屋臨野堂跡の場所
場所は某老舗ホテルの裏側で、瓦屋跡の道路を挟んで対角線上にあります。
御茶屋とは
当時は徒歩移動が中心のため、峠や宿場町に御茶屋が多くありました。
御茶屋臨野堂とは
萩の毛利氏が他藩の来客用に設けたお茶屋、接待所です。
幕末になってからは吉田松陰、高杉晋作、桂小五郎(後の木戸孝允ですね)らが密議の場所として利用していました。
今の御茶屋臨野堂
現在の臨野堂は下の写真の通り石碑のみとなっています。
別のお店の一部みたいに同化してしまっていますが、歴史的に立派な史跡です。
少し寂しい感じですが、以前はここに御茶屋があり歴史上の人物が集まっていたことを考えるとなかなかロマンがある場所とも言えます。
周辺の観光地
前回の瓦屋跡が付近にありますので、こちらも併せて観光するとちょうどよい感じになります。
瓦屋跡も小さな観光スポットになりますので、立ち寄り程度が良いかと思います。
他にも井上馨の生家跡も近くなのでこちらも、観光すると良いかなと思います。
以上です。