下松市にある竹屋川を訪ねてみたので紹介します
竹屋川とは
竹屋川とは下松の西側を流れる小さな川です。
1級河川、2級河川の指定を受けていない、用水路みたいな川です。
そのため分類としては普通河川という部類になると思われます。
下松市の南側を流れる代表的な河川は末武川、切戸川、平田川なので、竹屋川は一部の住人のみしか知らないと思われる、比較的ローカルな川です。
特に上流はほぼ用水路みたいな川で、途中から急に川のようになるので、無理もない話です。
竹屋川下流のうどん屋のあたりの光景
竹屋川は下流のうどん屋のあたりから、急に川らしい形なってきます。
私は実は末武川と平田川の間の用水路の水が集まってできた川かなと思っていました。
しかしこの川の水は地下の伏流水も含む川のようで決して単純な用水路の集まりではないとのことです(詳細は不明です)。
竹屋川の水位監視カメラ
このうどん屋のあたりには、竹屋川の水位監視カメラがあります。
分かりやすく「竹屋川水位監視カメラ」という名前の看板があります。
この看板のある部分の箱の上には下向きのカメラがあり、川の様子を監視しているようです。
ただ、私みたいにあんまり人間がカメラを見ていると不審人物と思われそうです。
何でこんなカメラがあるのかというのですが、この竹屋川は平成21年に一部が氾濫したことがあるらしいです。
このように幅1~1.5メートル程度の小さな川でも氾濫の危険があるわけですね。
決して小さくても災害とは無縁ではなく、災害はどんな場所でも起こりえるのだと思わされる川です。
大海町公園付近
ここまでくると水量が増えてきました。
ここはいつも魚がいますが、フナでしょうか。
ポンプ場
これまでの氾濫の教訓を生かしたためか、下流にはポンプ場が設置されており、平成21年の氾濫後には「竹屋川第2ポンプ場」として更に増強されています。
以上です。