山口県下松市の桂木山(宮ノ洲山)・洲鼻ハイキングコースを紹介します。
桂木山(宮ノ洲山)・洲鼻ハイキングコースとは
読み:かつらぎやま(みやのすやま)・すばなハイキングコース
桂木山は下松市の笠戸島手前の山です。
そして白玉稲荷神社、桂木山頂上、展望地、空襲爆弾跡を通るハイキングコースです。
駐車場は笠戸大橋の下のスペースを利用すると良いです。
健康な男性なら正味30分ぐらいのハイキングコースで、手軽なコースです。
また、近くに分かりやすい看板があるので、事前に見ておくとよいでしょう。
ハイキングコースは山の中を大きく湾曲します。
桂木山(宮ノ洲山)・洲鼻ハイキングコースの風景
ハイキングコースを紹介していきます。
県道笠戸島公園線
こちらが案内にあった「県道笠戸島公園線」です。
スタート地点の白玉稲荷神社はここから鳥居を探します。
白玉稲荷神社
白玉稲荷神社は稲荷なので、鳥居がいくつも続いています。
「白玉稲荷大明神」と読めそうです。
「天保三年壬辰九月」?壬の字が右よりに見えるので自信がない。
奥に見えるのが、白玉稲荷大明神です。
香作大明神
すぐ横に香作大明神もあります。
2つの大明神の関係性はよくわかりません。
遊歩道入口
遊歩道は香作大明神の横から始まります。
何故か似たようなことが書いてある看板が大量です。
そしてこれを登るのです。
登り始めは穏やかな畑の横の道という感じです。
遊歩道:港の景色
最初に港が少し見えます。
まだ登り始めですが、見晴らしの良い景色です。
途中に「津波一次避難場所」の看板(※剥がれていました)がありました。
この地域で唯一の高所なので、ここが避難場所になるのですね。
遊歩道の風景
遊歩道の中は案内板があるので、変な獣道を通ることはないかと思います。
(仮に変なところに行っても小さな山ですが・・・)
それから経路には両端にロープが張られており、範囲外に出ないようになっています。
これでロープを伝っていけば、迷走することがありません。
桂木山三角点
こちらが桂木山の三角点です。(このあたりがだいたい頂上付近です)
標高53.9mです。
この位置から笠戸大橋が見えます。
さらに、下松市の市街地が見えます。
展望地
少し歩くと、展望地があり、日立製作所笠戸事業所の敷地が見えます。
展望地は少し盛り上がった丘になっています。
このように先ほどの三角点と異なり、山側の風景になります。
もしかしたら最新の車両が見えるかも!?
空襲爆弾跡
このハイキングコースの最終地点が、空襲爆弾跡になります。
案内板に従っていきます。
実は空襲爆弾跡までの道のりは、なぜかロープが張られておらず迷走しました。
道なき道を行くと小さな看板が地面にあり、そこに爆弾跡があります。
「終戦の1か月前、昭和20年7月15日の深夜に日本石油を空襲したB29が投下した爆弾のクレーター」と説明がありました。
このように地面が大きくえぐれています。
そしてここだけ木が生えておらず保管されています。
爆弾跡の側面も撮影してみました。
ただ、ここも数十年したら風化してしまうのでしょうね。
この空からB29が爆弾を落としたんだと思うと、何とも言い難い気持ちになります。
看板はありませんが、実はそれらしき跡が他にも多数あります。
他にも宮の洲古墳跡地がありますが、企業敷地内の為立ち入りができません。
古墳は開発によって消滅、「出土品については、国の重要文化財として東京国立博物館に保管されている」との説明が、県道沿いにあります。
アクセス
JR下松駅から徒歩30分程度になります。
以上です。